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女性は現場監督として活躍できる?メリットや将来性について徹底解説

2023.02.21

現場監督と聞くと男性のイメージが強いかもしれませんが、昨今では女性でも現場監督として働く方が増えつつあります。

そこで今回は、女性現場監督のメリット・デメリットを詳しく解説します。
将来性についても触れていくので、転職やキャリアアップを検討している方はぜひご覧ください。

女性は現場監督として活躍できる?メリットや将来性について徹底解説

現場監督とは?概要をカンタン解説

始めに現場監督の概要として、下記2点について解説します。

 

● 現場監督の仕事内容
● 現場監督の平均年収

 

現場監督の仕事全体を理解したうえで、キャリアの選択肢の1つとして参考にしてください。

現場監督は工程・品質・原価・安全を管理する

現場監督は、工程・品質・原価・安全を管理するのが主な仕事です。
工程管理では、工期通りに作業が行われるよう進捗を管理します。
悪天候などにより作業が遅れた際は、関係各所との調整を行います。

 

品質管理は、図面や仕様書に沿って作業が行われるよう、品質を管理する仕事です。
材料、寸法、強度や密度の数値などを細かくチェックします。

原価管理(予算管理)は、利益が得られるよう原価計算をしたり、工事前に予算を組んだりする仕事です。

 

経費の管理や材料発注なども担当します。

安全管理はその名の通り、作業中に事故が起きないよう、現場の環境を整備する仕事です。
工事をトラブルなく進めるうえで、それぞれを抜かりなく管理する現場監督は非常に重要なポジションです。

現場監督はどれくらい稼げる?気になる平均年収

現場監督の代表的な仕事の1つ、建築施工管理技術者の平均年収は、586.2万円です。
日本の平均年収443万円と比較すると、給与水準はやや高めと言えるでしょう。
役職手当・資格手当がつくと、さらなる年収アップを見込める可能性が高いです。

女性が現場監督になるメリットとデメリット

本章では、女性現場監督の実態について、下記2点を詳しく解説します。

 

● 女性現場監督のメリット
● 女性現場監督のデメリット

 

それぞれを踏まえたうえで、現場監督の仕事は自分に適しているのかどうか検討しましょう。

メリット:重宝されるきめ細やかさ・キャリアが継続しやすい職場環境

男性にはない、女性ならではのきめ細やかさや柔らかさが現場では重宝されます。
些細な変化にもすぐに気がついたり、そこに居るだけで所内の雰囲気全体がぱっと明るくなったりしやすいです。

客先も、相手が女性だと文句を言ってくる場面が少ないため、潤滑油的存在になり得ます。

 

また、女性は産休・育休を取ると職場復帰がしにくくなるケースもありますが、現場監督は比較的職場復帰がしやすいです。
慢性的な人手不足により常に人員が求められている点や、仕事内容自体はあまり変化がないため、ブランクが空いても感覚をすぐに取り戻しやすい点などが理由です。

 

建築業界は男性社会のイメージが強いかもしれませんが、昨今では女性でも働きやすいよう環境改善が進んでいます。
女性用の更衣室やトイレが完備されている職場は今増えつつあります。

デメリット:偏見・体力不足・長時間労働

現場監督として働く女性が増加傾向にあるとはいえ、建設業界はまだまだ男性主体です。
女性だからと優しく接してもらえるケースがある一方、偏見の目を向けられるケースも少なくありません。

女性の現場監督からの指示を受けたがらない男性社員も中にはいる可能性があり、厳しい思いをする場面もあるでしょう。

 

実際、どうしても男性と比べると女性は重いものが持てません。
力仕事の場面ではどうしても劣りがちになってしまうのは事実です。

 

また、女性に限った話ではありませんが、現場監督の仕事は労働時間が長く、なおかつ休日が少ない傾向にあります。
外での立ち仕事も多いため、暑さ寒さが厳しい季節は体力的に過酷です。

現場監督は資格不要?関連資格はある?

現場監督になるうえで、資格は必ずしも取得しなければいけないものではありません。
無資格・未経験でも応募可能な求人は数多く存在しています。

 

ただ、資格を取得すればキャリアアップのチャンスが高まります。
現場監督に関連した資格は次の通りです。

資格名 概要
 

 

施工管理技士

建築工事全体を網羅的に管理する技術を認定する国家資格です。

工事の内容に応じて、建築・土木・電気工事・管工事・造園・建設機械・電気通信工事と全7種類に分かれています。

資格取得により、専任技術者・監理技術者・主任技術者といった特定の業務に就けます。

 

 

建築士

建物の設計・管理に関する技術を認定する国家資格です。

一級建築士、二級建築士、木造建築士の3種類があります。

最も難易度が高いのは一級建築士で、国土交通大臣の免許による資格です。

等級が上がるにつれて建物の規模が大きくなります。

現場監督としてキャリアを積んでいきたい方は、資格取得を視野に入れてはいかがでしょうか。

現場監督は女性にとっても将来性が高い!

人々の生活に関わる建設業界は後退しにくいため、今後も安定した需要が見込まれます。
建設業界は人手不足の傾向が強く、女性が活躍できる道も十分にあると考えると将来性は高いでしょう。

 

前述の通り、未経験者でも応募可能な求人も多いため、キャリアチェンジに挑戦しやすいです。
そのうえ育休・産休を取得してもキャリアが途切れにくいので、女性にとっては利点がある職業と言えます。

まとめ

性別関係なく働きやすい環境改善が推進されているため、最近は女性の現場監督が増えています。
女性ならではのきめ細やかさが重宝されたり、育休・産休後の職場復帰がしやすかったりとメリットも多いです。

 

未経験でも応募できる求人も多いため、キャリアチェンジの選択肢の1つとして現場監督を検討してはいかがでしょうか。

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