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配管工で想定されるキャリアパスやキャリアアップに繋がる資格とは?

2022.04.20

給水管や排水管といった水道管、ガス管などの管を取り付ける仕事が配管工です。
配管工は上下水道やガスに関わる責任重大な仕事ですが、それだけにやりがいを感じることができます。

私たちの生活に必須となるライフラインを整備する重要な業務を行うため、「一人前の職人になるのが難しそう」と思う人もいるでしょう。
そこで今回は、配管工の仕事に就きたいと考えている皆さんに向けて、配管工の仕事内容や想定されるキャリアパス、キャリアアップに繋がる資格などをご紹介していきます。

配管工で想定されるキャリアパスやキャリアアップに繋がる資格とは?

配管工とは?仕事内容や活躍できる現場について

はじめに、配管工とはどんな職種か、その仕事内容をご説明します。
配管工は文字通り配管に携わる仕事です。
具体的には、一般家庭の給排水管やガス管、空調設備、ダクト、衛生設備などの設置を行ったり、点検や修理、交換、撤去などを行ったりします。
活躍できる現場は幅広く、戸建てやマンションなどの住宅からビル、商業施設、工場、病院などあらゆる建物が該当します。
配管工というと男性のイメージがありましたが、最近では女性の求人も増加しています。

配管工で想定されるキャリアパスとは?

配管工の主な就職先は、建設会社や工務店、リフォーム会社などです。
配管工として採用されるのに特別な資格は必要ありませんし、学歴や年齢も関係ありません。
もっとも重要視されるのは「やる気」です。
無資格からキャリアアップしていくことももちろん可能です。

研修を経て実務経験を積む

配管工のキャリアパスを想定してみましょう。
まずは会社に就職し、見習いとして3ヵ月程度の研修を受けます。
研修期間中は、配管工に必要な基礎知識(工具や配管の名称など)を学んだり、先輩から技術を教わったりします。
基礎知識や作業の流れを覚えたら、いよいよ現場で働くことになります。
とはいえ、最初から配管や設備の設置に携わるわけではありません。
はじめのうちは「手元作業」と呼ばれる先輩職人の補助業務を行います。
資材搬入や養生、片付け、清掃などの作業で現場に貢献していきます。
補助といえども、先輩職人の手元を見て技術を覚える大切な期間です。
その後、配管設置や設備据付、ネジやビスを締める作業など初歩的な仕事を行います。

資格取得でキャリアアップしていく

先述の通り、配管工は就職するのに絶対必要な資格はありません。
しかしながら、現場での作業に慣れてきたら、資格取得をおすすめします。

配管工をはじめ、資格を持っている職人は業界で重宝されます。
というのも、配管工に関連する資格は誰でも取得できるというわけでなく、ある程度実務経験を積み、一定の知識と技術を持っていなければならないからです。

資格を取得することで発注業者からの信頼を得ることもでき、キャリアアップや独立なども可能になります。
資格取得後、さらに技術力を高めていけば、設計や監理などのマネジメント業務に携わることができるでしょう。

配管工のキャリアアップに繋がる資格とは?

ここでは、配管工の仕事をする上で、持っているとキャリアアップに繋がる資格を3つご紹介します。

配管技能士

配管工としてキャリアアップしたいのであれば、まずは国家試験である配管技能士の取得を目指しましょう。
配管技能士は1級から3級までがありますが、3級は学歴や実務経験を問わず誰でも受験可能です。
3級の合格率は60~70%と比較的高いため、ここからスタートしていく人も多いです。

配管技能士には1~3級までの「建築配管作業」と1~2級までの「プラント配管作業」の2種類があります。
自身のキャリアパスに沿ってステップアップしていけば、モチベーションアップにも繋がるでしょう。

管工事施工管理技士

管工事施工管理技士とは、管工事の設計から施工までを管理するための国家資格です。
建設業には各工事における施工管理技士の資格があり、その一つになります。

1級と2級がありますが、学歴や実務経験が要件にあり、配管技能士よりも合格率が低い傾向です。
しかし、2級管工事施工管理技士を取得すると、専任技術者や主任技術者になれるというメリットがあります。
建設業の許可を受けるための要件として、専任技術者を設置することが挙げられるため、持っておくと有利な資格です。

また、1級管工事施工管理技士を取得すると、大規模な工事の専任技術者や一般建設業の主任技術者、監理技術者になることができます。

建築設備士

建築設備の設計や工事監理について、建築士に適切なアドバイスをするための国家資格です。
学歴や資格、実務経験などの細かな要件があります。
建築設備全般の知識および技能を有することの証明になり、キャリアアップや年収アップが期待できます。
建築設備士の年収は500~800万円が相場です。
建築設備士として1年以上の実務経験を得ることで、主任技術者や監理技術者を目指せます。
さらに、二級建築士や木造建築士の受験資格が与えられるのもメリットです。

まとめ

今回は配管工の仕事内容やキャリアパス、キャリアアップに繋がる資格などをご紹介してきました。
実務経験も資格もなく、配管工として一人前になれるのか不安を抱かれている方もいらっしゃるでしょう。
協立工業にはスキルを身に付けてキャリアアップできる環境があります。
未経験でも先輩職人から丁寧に教えてもらえるため、知識も技術も身に付けられます。
配管工事に関する資格取得のサポートもあるので、興味がある方はぜひお問い合わせください。

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