お役立ちコラム

女性リーダーになるための7つの秘訣 〜男女平等な社会に向けて〜

2023.03.30

昨今では、女性による社会進出やキャリアアップが一般的になりました。
しかし、女性がリーダーとして活躍している割合は男性と比べて少なく、女性リーダーの育成に力を入れる企業は増え続けています。

 

その理由として、女性が持つ高いコミュニケーション能力と洞察力を活かし、仕事を円滑に進める役割が期待されているからです。

こちらの記事では、女性がリーダーになるために必要なスキルを7つ紹介いたします。

女性リーダーになるための7つの秘訣 〜男女平等な社会に向けて〜

自己肯定感を高める

自己肯定感の高い人は、失敗や耳の痛い意見をしっかりと受け入れて、成長するための原動力にしていきます。
そうした人がリーダーに立つことで、メンバーが失敗をおそれずに力を発揮できる環境をつくることができるのです。

では、自己肯定感を高めるにはどうしたらよいのでしょうか。

 

自分自身の弱みを受け入れる一歩として、自分の「短所を長所に置き換える」ことをおすすめします。たとえば、「周りにながされやすい」という人であれば、「他人を尊重できる」などに置き換えることができます。
短所もポジティブに捉えることで、自己肯定感の向上につながります。
また、小さな成功体験を積み重ねる、自分をほめてみることも有効です。

コミュニケーション能力を向上させる

コミュニケーション能力は、人との信頼関係を築くために欠かすことのできないスキルです。
特に組織のリーダーには、「共感による傾聴」が重要といえます。
相手の立場で物事を眺めたり、共感をすることは、相手に安心感を与えます。

 

その安心感が、本音で意見を交わす関係をつくりあげることに繋がります。

また、プレゼンテーションなど人に提案する際にも、相手の立場に立つことで、ニーズや課題を把握し確実な提案をすることができます。

コミュニケーションを取る際にはまず、「自分のことを理解してほしい」と思う前に「相手を理解する」ことを心がけましょう。

ストレス管理能力を高める

リーダーのストレスは、チームのモチベーション低下や、業績の悪化につながることも。自身のストレスの原因と解消法を理解し、ストレス管理能力を高めることも重要なスキルといえます。

仕事上で感じるストレスの主な原因は「対人関係」「仕事の忙しさ」「将来に対する不安」などがあげられます。

 

仕事とプライベートの切り替えをこころがけ、十分な睡眠を取ったり、趣味の時間を大切にするなどの気分転換でストレスを上手に解消しましょう。

しかし、生活や仕事に支障をきたすほどのメンタルの不調がある場合は、適切なケアを行うことが重要になります。
一人で抱え込まずに、専門医に相談をしてみましょう。

リーダーシップ力を磨く

プロジェクトを成功させるには、リーダーシップを活かして、チームをけん引していかなくてはなりません。
そのためには、メンバーそれぞれの強みや能力を生かせる環境をつくる「チームビルディング」を行いましょう。

 

さらに、プロジェクトを円滑に進めるために進捗管理や指示、調整を行う「プロジェクトマネジメントスキル」も必要となります。

また、リーダーシップには様々なスタイルがあります。そのなかでも代表的な、アメリカの心理学者、クルト・レヴィンが提唱する3種類のリーダーシップをご紹介します。

1.専制型リーダーシップ

意思決定や行動の指示など、チームに関わることを全てリーダーが決める方法です。
短期間で結果を出さなくてはいけないプロジェクトには有効です。
しかし、すべてリーダーの指示で動くので、部下の積極性や自立性の成長にはむいていません。

2.民主型リーダーシップ

チームに関わることを全てメンバーが決める方法です。
メンバーが自分自身で考え物事を決めるため、時間がかかるのでタイトなスケジュールのプロジェクトには不向きです。しかし、部下の育成には効果的といえるでしょう。

3.放任型リーダーシップ

チームに関わることに、リーダーがほとんど関与しない方法です。
メンバー一人ひとりのスキルが高い場合には効果的ですが、そうでない場合は統率が取れなくなり、チームが機能しなくなります。

プロジェクトをスムーズに進行するためには、メンバーの特徴やプロジェクトの内容によって最適なリーダーシップのかたちを選択していきましょう。

ネットワークを広げる

リーダーとしてメンバー一人ひとりの能力を発揮し、チーム全体のスキルを上げることが必要とされています。
チームの枠を超えて社内のどこに行けば情報が得られるのか、誰がどのようなスキルを持っているのかを把握し、人と人とのつながりを指すネットワークを広げて活用することが肝心です。

 

まず、ネットワークを広げるためには、普段仕事をしている領域外にいる人と関わりを持ってみましょう。
そのような人と関わりを持ちたい際は、自分のネットワーク内でその人と関係がある人に協力をしてもらうと関係構築がしやすくなります。

また、効率的にネットワーキングを広げるにはSNSの活用も効果的です。
自分の知らない領域を知ることもできますし、なかなか会うことが難しい人との繋がりを持つことができるでしょう。

専門知識を習得する

専門知識を習得することで、チームメンバーの手本となることはもちろん、より質の高い仕事をすることができます。

専門知識を習得するには、本や動画といった方法があげられます。

また、セミナーや勉強会に参加することも有効です。
知識や技術の習得はもちろん、不明な点をその場で聞くことができます。

 

同じ目標を持った人との情報交換の場にもなり、さらに知識を深めることも可能です。

習得した知識は、アウトプットする習慣を心がけると身に付きやすいと言われています。
自分に合った方法で、専門知識を身に付けていきましょう。

働き方の柔軟性を持つ

働き方に柔軟性を持たせることは、チームに様々なメリットがあります。
例えば、時短勤務やフレックスタイム制度は、ライフスタイルにあわせて働き方をえらぶことが可能です。また、リモートワークを導入することで、通勤時間の削減やそのストレスが軽減されます。

 

こうした働き方は、優秀な人材の確保や離職率の低下、生産性の向上などにつながり、企業が享受するメリットも多くあるのです。

メンバーのライフバランスを考え、働き方を変えていくこともリーダーの重要な仕事といえるでしょう。

まとめ

昨今では「多様性のある社会」が非常に重要視されています。
性別に関係なく人々が活躍する社会にむけて、女性リーダーへの期待は今後より高まっていくことでしょう。
また、女性リーダーは、高いコミュニケーション能力や洞察力で、企業に利益をもたらす存在として、重宝されています。

今回ご紹介した7つの秘訣を実践し、女性リーダーとして活躍してみてはいかがでしょうか。

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