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建設業では女性の割合が少ない?理由や課題を詳しく解説

2023.05.10

女性のなかには、建設業に興味があるという方もいるでしょう。
しかし、割合的に男性が多くなかなか出ていけないのも事実です。
そこで今回は、建設業に女性が少ない理由や今後期待できる方向性をご紹介します。
建設業に興味がある女性の方や、建設現場に女性の採用を増やしたい方は、本記事を参考にしてください。

建設業では女性の割合が少ない?理由や課題を詳しく解説

建設業で女性が少ない理由

建設業は、男性の占める割合が多く、女性が少ないのが現状です。
建設業で女性が少ない理由は、主に以下の通りです。

 

・女性の過ごしやすい環境設備が整っていない
・マイナスイメージの高さ
・十分な制度が整っていない
・女性の扱いについて周知されていない

女性の過ごしやすい環境設備が整っていない

建設業は、長い時間汗を流す重労働が主な仕事です。
過酷な作業をこなす際の建設現場は、以下のような環境が考えられます。

 

・十分な待機場所が確保されていない
・ロッカールームがない
・トイレが汚い、すぐ汚れやすい
・着替えの場所に困る

 

上記の設備では働きにくいと感じる女性が多いため、建設業で女性が少ない理由の1つになってしまうでしょう。

マイナスイメージの高さ

建築業のイメージは「男性」と考える人がほとんどです。
そのため、「女性には難しいのでは」と感じとってしまう女性が多いといえます。
また、現場のベテラン職人のなかには「女性に任せられない」といった意見を持つ人もいるでしょう。
女性が働きにくい、継続しにくい環境となっている現場が多いのが現状です。

十分な制度が整っていない

女性のなかには、結婚後に妊娠・出産をする方やしたいと考える方もいます。
しかし、建設業で働く場合、産休や育休などの制度が完備されていない職場が多いです。
制度が整っていない職場では現場復帰が難しく、女性の割合が少ないことにつながると考えられます。

女性の扱いについて周知されていない

重い資材を運ぶ、体力が必要などの理由から、建築現場で作業する人の多くは男性です。
男性の多い現場では、女性の配置や取り扱いについて頭を抱えてしまう場合もあるでしょう。

 

「この作業は女性にきついのでは」「同等に扱って良いのか」と、女性をどのように扱えば良いのか理解がない現場が多いです。
女性の受け入れ体勢の整っていない職場では、女性が継続して働きにくいと考えられます。

建設業こそ女性の活躍が期待できる

建設業界は男性のイメージが強いですが、女性の魅力を活かせば新たな考えが生まれ、より良い環境づくりが可能です。
ここでは、建設業界で活かせる女性の強みをご紹介します。

建設業界で活かせる女性の強みは、主に以下の通りです。

 

・コミュニケーション力の高さ
・効率的な作業へつなげる思考力
・女性ならではの視点

コミュニケーション力の高さ

建築業を希望する女性は、明るい性格で会話をするのが好きな人が多いです。
表情が柔らかく優しい女性は、場の雰囲気を和ませる存在となります。
職場の同僚、上司、クライアントと良好な関係を保つために、女性のコミュニケーション力は大いに活躍するでしょう。
コミュニケーションが上手くいけば、新規クライアントの獲得やスキルアップによる昇格も夢ではありません。

効率的な作業へつなげる思考力

女性は、家事と仕事の両立を考えて生活する方が多いため、作業の効率化への意識が高いです。
「効率化」に対して意識のある女性の意見は、職場環境を変化させる場合もあるでしょう。
また、作業の効率化は、女性が働きやすい職場づくりには必要不可欠です。

 

女性の新規採用や制度の体勢の強化は、女性が継続して働きたいなど職場復帰がしやすい環境となるでしょう。
効率的な作業は、社員全員の生産性の向上や会社の利益の拡大につながります。

女性ならではの視点

男性にはない視点で物事を捉え、新しい発想の提案ができます。
建設業でのサービス開発や働き方の改革など期待できる点がたくさんあるでしょう。

建設業界で女性の採用を増やすために必要な取り組み

今後、建設業で女性を採用するのに必要とされる課題は、以下のとおりです。

 

・トイレや更衣室などの環境整備
・育休や産休などの制度の導入
・女性が意見を言いやすい職場環境 など

 

男性のなかに女性が混ざっても「安心できる」と感じられるかが重要です。
更衣室をすぐに用意するのが難しい場合は、着替え時間を男女で分けるなど配慮しましょう。
また就職後、女性に長く続けてもらうためには、魅力的に感じられることも大きなポイントの1つ。
子育てと両立しやすいよう、部署の配置や勤務時間の対応、男性従業員の理解を深める教育などが必要です。

 

産休や育休制度が導入されれば、夫婦で建設業に携わるのも可能となり、人員の確保ができるでしょう。
「建設業は男性の仕事だ」などと片寄った思考をなくし、今までにない考えを採用すれば、より良い職場環境の実現が可能です。
新規クライアントの獲得や事業の展開につながります。

女性が「働きやすい!」と感じられるよう、さまざまな環境を整備しましょう。

まとめ

建設業では、女性の割合が少ないですが、多くは環境の整備が十分にされていないなどが理由です。
女性の強みを活かし、制度などを導入すれば、事業の発展にもつながります。

 

「女性が働きやすい職場づくり」を目指し、従業員の確保や新規クライアントの獲得を目指しましょう。
建設業に興味のある方はもちろん、建設業で女性が少ない理由が知りたい、建設業で女性の割合を増やしたい方は、本記事を参考にしてください。

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