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配管工の人工とは?専門用語や目指す方法・年収についてまるっと解説
「配管工の人工ってなんだろう?」
「配管工の仕事に興味はあるけれど、外での仕事が多くキツイのでは?」
「配管に関する知識がないと未経験では仕事ができないのでは?」
配管工の仕事に興味を持っていても、未経験では仕事ができないのではないかと考える方は多いでしょう。
また建築・建設業では公共工事も多く、専門用語が多いのも特徴です。
今回の記事では建設業でよく使う人工(にんく)の言葉の意味を説明し、配管工の仕事内容について解説します。
配管工の仕事に興味のある方は、ぜひご覧ください。
目次
配管工の人工とは建築業ならではの専門用語
配管工だけでなく建築・建設業では専門用語が複数あります。
特に公共工事では見積もりを関係省庁に報告する必要もあり、専門用語が多いのが特徴です。
人工(にんく)とは、建築関係で職人の1日当たりの工賃を計算するための用語を指します。
公共工事で工事費を積算するために用いられ、1日8時間当たりの単価です。
1人工(にんく)当たりの費用は、会社や職人が持つ技能や職種によって異なります。
配管工で人工以外に用いられる2つの専門用語
配管工だけでなく、建築業界で人工(にんく)以外にも使われる専門用語が2つあります。
● 歩掛(ぶがかり)
● 労務単価
一つずつ見ていきましょう。
1.歩掛
建築用語で使われる歩掛(ぶがかり)は、一般的にはなじみのない言葉です。
歩掛とは工事で一つの仕事をするとき、どれだけの時間と材料が必要になるのか数値化したものです。
公共工事の場合は、1件ごと一つの材料ごとに見積もり算出をしなくてはなりません。
歩掛を作成しておくと、工事工程を作成する際の根拠となります。
材料費を計算する場合は、材料単価を数量で掛け合わせて算出します。
工事作業員の給与を含む労務費を算出するには、仕事の時間のみを基準にするわけにはいきません。
歩掛をもとに算出する仕事の量がさきほど説明した人工(にんく)です。
例えば1人で4時間かかると想定する仕事で、8時間勤務した場合の歩掛は「(1人×4時間)÷8時間=0.5人工(にんく)」です。
2.労務単価
労務単価とは、主に公共事業に携わる建設業の労働者に限り用いられる賃金単価です。
労務単価は国土交通省が毎年、公共工事設計労務単価を公表します。
公共工事をする際の労務単価は、公共工事設計労務単価表をもとに作成されるのです。
ちなみに、配管工の労務単価は令和4年3月から適用される公共工事設計労務単価表によると、一番安価な地域で高知県や沖縄県の18,500円、一番高額な地域は東京都の24,100円です。
労務単価は1日8時間勤務した場合として計算されます。
配管工はどのような職種?仕事内容や年収を紹介
配管工は公共工事にも参加しますが、通常の配管工事も行います。
配管工はどのような職種なのでしょうか?
以下の内容に沿って解説します。
● 仕事内容
● 年収
一つずつ見ていきましょう。
仕事内容
配管工は、配管を設置するのが主な仕事内容です。
配管工事の種類は、以下の5つに分けられます。
配管工事の種類 | 概要 |
衛生配管 | 上下水など給排水に関連する |
ガス配管 | ガスを供給する(医療用ガスの配管工とは区別される) |
空調配管 | 冷暖房やボイラーなどの空調を管理 |
防災設備配管 | スプリンクラーの管理 |
プラント配管 | 工場で使用する物質の供給(薬品やガスを取り扱う) |
特にプラント配管は、工場で使用するガスや薬品を取り扱うため、配管工の中では専門職が高いとされています。
年収
配管工の収入に関する情報は、以下の通りです。
配管工の平均年収 | ・463万円
・男女・学歴など不問で平均年収 |
賞与 | 70.3万円(平均値) |
勤続年数 | 12.2年 |
全体的な平均年収なので、配管技能士や管工事施工管理技士などの資格を取得すると、年収も高くなるでしょう。
未経験から配管工になる2つの方法|キャリアを考えよう
未経験から配管工になるのであれば、協立工業株式会社への入社を検討してください。
協立工業株式会社は、主に給排水衛生設備工事を中心とした配管工事をしている会社です。
弊社を含め、未経験から配管工になるのであれば、以下のステップを踏むのが最適です。
1. 未経験で入社し現場で経験を積む
2. 給排水衛生設備工事に必要な資格を取得する
未経験でも配管工としての仕事をスタートさせたい方は、ぜひ読み進めましょう。
1.未経験で入社し現場で経験を積む
協立工業株式会社は、配管工の経験がなくても先輩が指導してくれるので安心です。
現場で見習工(アシスタント)として仕事をしながらスキルを身に付けられます。
社員同士のコミュニケーションも活発で、教育指導もしっかりしていると好評です。
配管工事の経験を積むと、配管工事に必要なさまざまな資格の受験資格を得られます。
2.給排水衛生設備工事に必要な資格を取得する
協立工業株式会社では、未経験からでも業務を学びながらキャリアアップできる仕組みが整っています。
未経験から入社する場合はまず見習いから始まり、仕事に必要な資格取得も支援します。
給排水衛生設備工事の国家資格である、給排水衛生設備配管技能士(一級・二級・三級)の資格取得も支援するため安心ですよ。
まとめ
配管工は公共工事をする仕事です。
公共工事をする場合、配管工の1人当たりの仕事内容を数値化する際、専門用語で1人工と表現します。
協立工業株式会社では、未経験でも配管工になりたい方を歓迎します。
見習工からキャリアアップもできて、給排水衛生設備工事に必要な資格取得も会社で支援するため安心です。
新たなチャレンジをしたい気持ちがある方は、ぜひ配管工として一緒に働きませんか?