お役立ちコラム

配管技能士とはどんな資格?受験資格やできる仕事の内容について

2022.03.22

配管工の仕事をしたいと考えている人は、配管技能士の取得を目指してみませんか。
もちろん、配管技能士の資格を持っていなくても配管工として働くことはできます。
しかしながら、配管技能士の資格を持っていると、所有していない人よりも専門知識があるとみなされ、仕事の幅も広がります。
そこで今回は、配管技能士とは何か、どのような仕事ができるのか、資格の取得についてまとめてご説明いたします。

配管技能士とはどんな資格?受験資格やできる仕事の内容について

配管技能士とはどんな資格?メリットは何?

まず、配管技能士とはどんな資格なのか、基本情報について説明します。
資格内容やメリットを知っておくことで、資格取得への意欲が高まるでしょう。

配管工事の技能を認定する国家資格

配管技能士とは、ガス管や給排水管、換気設備など、建築物の配管工事の技能を認定する国家資格です。
技能者として上級・中級・初級に分けられており、それぞれ一級配管技能士、二級配管技能士、三級配管技能士の名称で呼ばれています。

資格区分は一般住宅に関わる「建築配管作業」と工場設備に関わる「プラント配管作業」の2つに分かれています。
資格取得には、各都道府県の職業能力開発協会が実施する試験に合格する必要があります。

取得することで得られる3つのメリット

配管技能士の資格を持っていると、主に3つのメリットが得られます。

1.安定して働ける

配管は水やガスなどのライフラインを支える重要な設備です。
生活に欠かせない物であり、かつ機械では整備することが難しいため、配管工は需要が高い職種といえます。
仕事に困るということはまずありません。

2.給与のアップやキャリアアップに繋がる

配管技能士の資格を取得することで技術やスキルが認められれば、給与アップも期待できます。
一級配管技能士、二級配管技能士を持っていれば、主任技術者になることが可能です。
現場の管理を任されることで、これまで以上に責任感を持って仕事に取り組むことができるでしょう。

3.転職や独立の際に有利になる

資格を持っている人は、持っていない人に比べて転職の際に有利になります。
また、配管工として独立する際も、資格取得者であれば発注業者からの信頼を得やすくなります。
独立して年収アップを目指すのであれば、配管技能士の資格は必須といえるでしょう。

配管技能士ができる仕事の内容

配管技能士の資格を持っていると、主に3つの仕事に役立てることができます。

エアコン工事

エアコン工事では室内機や室外機の設置を行うほか、室内機と室外機をつなぐ配管工事も実施します。
配管工事は資格がなくても可能ですが、接続部分からガスが漏れ出さないよう、きちんとつなげる必要があります。
家庭用エアコンはさほど難易度が高くありませんが、業務用エアコンとなると配管の設置も少々複雑で専門的な知識がないと難しいです。
壁や天井に配管を埋め込む隠蔽配管など特殊な工事に対応するためにも、施工方法を学ぶことが必要です。

配管新設や修繕工事

水やガス、蒸気、冷媒など、建築設備にはさまざまな配管が使用されています。
一般家庭のみならず、商業施設やオフィスビル、病院、工場などあらゆる建物で配管工事が必要とされており、用途によって適切な菅材も異なります。
配管新設における配管ルートの計画から、管・継手・弁などの取り付けを行うところまでが配管工の仕事です。
それ以外には、配管の点検や修繕などを行います。
知識があれば、メンテナンスや交換作業を見据えて設計を行うことも可能です。

水まわり設備機器の設置

キッチンや浴室、トイレ、洗面所など、配管を必要とする設備機器においては、配管工事と同時に機器の設置も行います。

配管技能士の受験資格や合格率をチェック

配管技能士の資格は、誰でも取得できるというわけではありません。
級に応じた受験資格を擁した上で、試験に合格する必要があります。
ここでは、配管技能士の受験概要や合格率などをチェックしていきましょう。

受験資格

一級

7年以上の実務経験

二級

2年以上の実務経験

三級

実務経験を有する者

※学歴によって受験可能な実務経験年数が短縮される場合があります。

合格基準および合格率

厚生労働省により、「100点を満点として、原則として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上」と定められています。

合格率は非公表ですが、一級・二級の合格率は40%前後、三級の合格率は70%前後のようです。

受験手数料

学科試験受験手数料は3,100円、実技試験受験手数料は18,200円です。
上記は標準額となっており、都道府県によって異なる場合があります。

試験内容

一~三級まで共通して、実技試験と学科試験が実施されます。

実技試験では以下の2つの試験が行われます。

製作等作業試験

制限時間内に物の製作、組立、調整等を行う試験。
※例:給水配管図に従い、エルボ、T(チーズ)等の管継手を使用して配管用炭素鋼鋼管および水道用硬質ポリ塩化ビニル管の組立てを行う。

計画立案等作業(一級・二級)

実際的な対象物または現場の状態、状況等について説明した設問により、判別、判断、測定、計算等を行う試験
※例:配管図から材料を拾い出して材料表を作成する。

学科試験では〇×式と選択式による出題がそれぞれ25問ずつ、全50問の試験が行われます。

参照:厚生労働省 技能検定制度について

まとめ

資格の有無はスキルアップにつながるだけでなく、給与にも関係することがあるため、資格取得を積極的に検討したいですね。

協立工業は、スキルを身に付けてキャリアアップできる環境があります。
配管工事に関する資格取得のサポートもあるので、「配管技能士の資格を取りたいけれど実務経験がない」などのお悩みも解決できますよ!
ご興味がある方はぜひお問い合わせください。

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